コンサルタントの1口メモ

02/02　リズム～個性へ

2004/02/02　『リズム～個性へ』

　自分は自分なりのリズムを持っている。これは誰もが持っているものであり、たとえ似たリズムがあったとしても、それは同じものではない。そう、あなたにもリズムがあるのだ。このリズムは繰り返し、そしてそれはやがて個性を生む。いや違うだろうか、個性がリズムを生むのだろうか。
リズムというと、音楽を思い出す。音楽には様々なジャンルがあり、多くの人がこの音楽を好む。音楽は人の生活の一部となっている。では人はこの音楽の何を聴いているのだろうか。歌詞、歌声、音程、リズム、曲の流れ、他にもあるかもしれない。同じ曲でも、聞いたときの状況によって感じ取るものが違うことがよくある。みんなもそういう経験はあるだろう。これは聞き手の人間のそのときの感情が大きく反映されているからだ。では、聞き手という立場を離れて考えてみよう。音楽の本質とは何か。それはリズムだと自分は思う。リズムが生まれたとき、やっとその上に多くのものが積み重なっていくのだ。音楽がリズムを創り出しているのだろうか、いや、リズムが音楽を創り出しているのだと思う。